若い時に読むべき?「DIE WITH ZERO」読書記録
随分前に図書館で予約を入れていて、待ち時間が長くて、やっと順番が回ってきた時に私が病気で取りに行けなかった。
再予約を入れたらまたまた長い時間がかかってやっと手にしました。
「DIE WITH ZERO」
死ぬときはゼロで死にましょう!って事よね。
どんな感じの提案なの?と思って読みました。
「死ぬときに何も残す必要はない」という話だと思っていて、それはそれで正解だったのですが、どうやってそこにたどり着くかという所で「ふむふむ」と思う事がいくつかありました。
アリは一生懸命働く。
キリギリスは飢え死にしてしまう。
でもアリっていつ楽しんでるんだろう?
キリギリスは楽しく暮らしたあとに死んで不幸なの?
なかなか難しいお話です。
しっかり働いて、お金をためて、老後の心配がないようにしておくのが一般的な考え方。
一生ずっと働いて、お金がたくさん貯めたところで年老いて何もできなくなっていたらお金があるだけで幸せ?
あまり働かず、自分の好きな事ばかりをしていて、老後にお金が無くなってしまったらそれは不幸?
この真ん中で行きたいと思うのが普通かな。私もこの間でいたいと思う。
お金はまあまあ安心できる程度はほしいけど、ずっと働き続けるなんていうことはなしで。
でも寿命はわからないし、何が起こるかもわからない。
リスクをとってでもやりたい事やるべき事をやりましょう。
「若いうちに!」という事らしいです。
そして不要な財産は我が子に残すのならば生きているうちに渡してしまおう
その方が生きたお金になるから。
色んなたとえ、例が挙げられていてわかりやすくさらさらと読めて、納得できるのですが、いざこの考え方を実践しようとしても私には無理。もうトシ取りました。
リスクをとれるのは若いうち。
そして生きているうちに財産分与はしておいた方が良いという話にも少しためらう。
あとで子供たちが思う事でいいじゃんって思う。
まあそんなこと考えなくたってたくさん残るとは思わないから考える必要もないけど。
もう少し若い時に読んだら少しだけ私の考え方に影響を与えたかも?
本の内容をうまく要約できなくてスミマセン。
という事で少し話がそれますが、この本の中に「寿命計算機」というお話が出てきます。
自分の寿命がどれくらいなのて調べてみようというもの。
ネットで調べると色々出てきます。アプリもあるようですが、生命保険会社のものとかでお手軽なものもありました。
簡単なもので調べてみると私は通常よりは長生きするのだそうです。
普通でも平均寿命まであと20年あるし、それより長生きしたらちょっと面倒だなと思う(笑)
その間に最低限必要だと思うお金以外は限りなくゼロに近づけていっていいという事だと思うのだけれど。
まだまだ楽しい事はあると思うし、どこまでゼロに近づけていっていいものか🤔
最終的には
「人生の終わりが近づいたときに喜びを与えてくれるのは思い出」
この言葉がウンウンとうなづけたので、今までもたくさん良い思い出はありますが、
今からでも思い出たくさん作ろーっというのが読後感想でした。
ちなみに最近はよく昔の事を思い出すようになってきました。
人生も終盤戦ってところでしょうか🤔
夕方、ベランダの植木鉢に水をあげていたら、
昔々、夏の夕方、父と母が庭にホースで水をかけていたシーンが思い出されました。
懐かしい。2人でよく庭仕事してた。
ホースでジャーって、たくさん水をかけてた。
楽しくも美しい思い出になりました。
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