穏やかに、でも楽しんで暮らしたい

1人暮らしシニアの日々

おいしい鰹を食べたい!

今日いつものように朝ドラ「らんまん」を見て
家事しようと立ち上がりかけたら、
あさイチが「高知特集」らしい。
トシを取るとともになんだか生まれ故郷というものが懐かしく
感じてくるようです。


うーん。これは見なくては。立ち上がれません(笑)



高知にお墓参りにいったのは3月の事。その頃もうかなり
「らんまん」ブームが起こっていた高知。



「牧野植物園」という牧野富太郎氏ゆかりの植物園も
かなりの賑わいのよう。
観光も「坂本龍馬」ばかりに頼ってはいられないですよね。



「牧野植物園」は子供の頃は毎年のように遠足やらなんやらで
行き過ぎてて、「またか、、もういいわ」くらいの記憶でしか
ないのですが、今は昔とは随分変わっているらしいので
行ってみたい。
またチャンスは来るだろう。。。



そして朝イチでは鰹の話に。
だいたい鰹の話になると藁焼きの「タタキ」ばかりですが
一般家庭でどんな鰹料理を食べるのかというお話がありました。



私が子供の頃の我が家のかつお料理のお話。


鰹は一本買います。(いっぴきとは言わなかったなあ)
父がさばきます。
だいたいの場合は


片身は「タタキ」に。
庭で一斗缶を加工したものの中に、あれば藁ですが、なければ
何かしらを燃やして火力を高めたものであぶります。
ネギではなくて青じその細切りと
ニンニクのスライスが山のようにのっているのが普通でした。


もう半分は「さしみ」に


骨の部分はそのまま鍋に入れて茹でて身をこそげおとして
キュウリと酢の物に。


頭はどうしてたかなあ、、そこまで使っていたかどうか?
でもなんだか一本丸ごと使っていたような気がします。


あの頃は特に美味しいなんて思わず普通なおかずでした。
なんて贅沢な食事だったんでしょう!


殆どの場合はそんな感じでしたが、かつおが安くてたくさん
あるときは「鰹ご飯」がでてきます。



すっかりその存在を忘れていましたが
あさイチのおかげで思い出しました。



私も若い頃は鰹料理をよく作りました。
魚焼き網をちょっといじってタタキ用にしたものを持っていて
ガスコンロでタタキを作りました。
鰹ご飯も。
子供たち、覚えているかなあ。
その頃住んでいたところでは近所に市場のようなところがあり、
たまにいい感じの鰹が売られていたのです。



そこから離れて買い物が主にスーパーになってからは
いい感じの鰹を見つけることもなくなり、
一本で売っているところにも出会わなくなり、
いつのまにか鰹料理はしなくなってしまいました。
出来合いのタタキを買うくらい。


今なんて1人ですからほんの少しのタタキでもあれば十分です。
でも美味しいなあって思えるものにはなかなか出会えません。



「かつおご飯」食べたくなってきました。
我が家では単純にかつおをさいころ状に切って
醤油としょうが汁を入れて炊くだけでした。
テレビでやっていたようなタレは存在しなかった?と思う。
私は他に何も入れてなかった。


でも美味しかったな。


こんどよさそうな鰹を見つけたら作ってみよう!!
そのくらいの贅沢はいいでしょ!