穏やかに、でも楽しんで暮らしたい

1人暮らしシニアの日々

本を手にするきっかけは、、、

先日の東北旅行の帰りの飛行機でたまたま隣に座った男性の方、
同じおひとり様ツァーのメンバーですが、2泊3日の間一度も会話することもなかったし、
同じツァーだったの?と思うくらい顔の認識もなかった人でした。


「おひとり様のツァーって初めてですか?」と聞かれたのを皮切りに
伊丹に到着するまでずっとお話をしました。(聞いていたという方が正しいかも)



その方は「僕は、郷ひろみと同い年で、、」と話し始めました。
家族構成などは話されなかったのでよくわかりませんが、
1人暮らし、雰囲気お金持ちっぽい(笑)



以前に読んだ郷ひろみさんの本「黄金の60代」に影響されたとのこと。
(タイトルを聞いたわけではないのですが、この本のはず)
人生の指針としてこの本に少なからず感銘を受けたような口ぶりでした。
その方の話は海外、国内旅行の話から仕事の話(何やら経営者のようで少々ぼかしていたので私にはわかりにくかった)とかでしたが
アクティブな方のお話は飽きずに聞く事ができて楽しかったんです。



帰宅してからその本、読んでみようと図書館で借りてきました。


郷ひろみさんってある程度の年代ならもちろんご存じだろうとは思いますが、
その昔、西城秀樹さんと野口五郎さんと御三家と言われた人気歌手です。


郷ひろみさんって、、
その頃の私の中では歌のうまさでは3人の中ではちょっと残念な感じだし、
ちゃらちゃらした感じの(ゴメンナサイ)イメージで、あまり良いイメージはなくて、
そのイメージはずっと変わることはありませんでした。



でも、今でもたまにテレビで見る限り、体形は変わらないし、歌はむしろ昔より上手になっているし、踊りのキレもいいし、なんか努力はしてるんだろうな~ぐらいには思っていましたが、出してる本なんてまず読もうとは思わない人です。



この本は郷ひろみさんが雑誌に連載していたものをまとめて本にしたもので
短いエッセイがつながっている感じで読みやすくサクサクと読みました。



郷ひろみさん曰く、、「60才から人生の成功が始まる」んだそう。
それまではそこに向かって努力を重ねてきて、60代が人生最高の時期なんだって!


冒頭にそういうお話が出てきたのでふんふんと思いながら読み進めました。


連載の話なので時には??と思うようなお話もありますし、内容は色々なんですが。



私が思うメインテーマは「普通に真面目に色んな事に向き合って努力してきたことが
今につながっている」というような。それが60代。
60代で成功が始まるんだって!



いやそれは努力した人だけだから私はどうなんだろうって思うけれど
60代から上がっていく感じが良い(笑)
山登りでいうと、もう今の時期は下るイメージでしかなかったけれど、
今から上っていくんだわ!って少しうれしくなる。



文章要約が下手でスミマセン。文才ない私!



芸能人だからどうとかいう事でもなくてそういう努力を、普通の事として続けるってことが
あとにつながっていく。
何回も普通の事っていう言葉が出てくるんだけれどそういう認識でいるから今も活躍できるんだろうなあと。



飛行機でその人の話を聞かなければ絶対読まなかった本です。不思議です。


始めはひょっとしたらゴーストライターが書いたのかもなんてことも思いましたが(笑)
そうでもなさそうな気がします。



今までこういう芸能人の本なんて手にもしませんでしたが(偏見?)
食わず嫌いはやめたほうがいいのかなと少しだけ(少しだけです笑)思った読書でした。