目から鱗の「エレガントな毒の吐き方」 読書記録
中野信子さんの
「エレガントな毒の吐き方」を読んでいます。
まだ最後まで終わっていないのですが、返却日が迫っていて
とりあえず今のところの感想です。
サブタイトルが
『脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』
とあります。
大昔、京都で2年間学生生活を過ごした私ですが、その頃でも
京都の人はいけずな人が多いから気を付けてとか、
本音を言わない人たちだから~なんて忠告を受けたりしたものです。
私は幸いにもそんなことを気にするほどの気持ちの余裕もなく
2年間過ごしました。
バイトをした先の喫茶店のオーナーも
優しい人だったし、生粋の京都人の友人もできましたが、
全く感じませんでした→私の鈍感力の方が勝っていた?
直接関わる時間が少なかった?
この本によると京都人が本音ではなくていろいろ
持って回った言い方をするのは京都独特の文化からなせるわざで、
直接言わずに察してもらうことを粋とするというとらえ方のようです。
敵を作らずにうまくつきあう。そういう文化が必要な地域だったと
言う事でしょうか。
私、個人的には心にもない事を口に出すということができない人で、
逆に、心にもない事を言葉として口に出すのは
相手に対して失礼だとさえ思っていました。
もちろん100%がそうだというわけではありませんが。
でも違うんですね。
どこにも敵を作らず、いざというときには言い逃れできるように、、
賢いコミュニケーションの技。
できるだけはっきりとものを言いたいと思っている私にとって
目から鱗😅
こういう会話の成り立ちもあるんだ!
心にあることをそのまま口に出すのではなくて
上手に口から出して、それを察する賢さを要求するなんて!
私にはできないわーと思ってしまいました。
「うそをつく」とは違うんでしょうね。この辺が難しい。
この本に書かれている「賢くNOを伝えるレッスン」の
言葉をつかえるようになればコミュニケーションの達人に
なれそうです。
でも、、きっと鈍感で賢くもないワタシには無理ですね🙄
「はい」か「いいえ」かはっきりしろーって言いたくなる私です!
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