穏やかに、でも楽しんで暮らしたい

1人暮らしシニアの日々

災害は忘れなくてもやってくる。何とかならないものかと思う。。

豪雨災害、被災された方の大変さを
思うと本当にお気の毒。


「天災は忘れたころにやって来る」って
昔はいいましたけど、最近は忘れていなくてもやってきますね。
忘れる暇もない。

↑リアルな写真はしんどいので可愛めの絵を探しました。
それでもあまり楽しくはないですよね。



地球温暖化のせいとかなにかしら理由はあるのでしょうが、
何故毎年このようなことになるのか、
残念としか言いようがないです。
これからますますひどくなって行くのではと
心配しているのは私だけではないと思います。




私が小学生のころ(大昔です)、台風10号(高知です)
による大雨で家が浸水しました。
幸い我が家は少し高くなっていて、
床上何センチかという感じでした。
(それでも畳は全滅だったし、家具もかなり。。。)
廊下の板の隙間から水が吹き上げてきた景色は
忘れられません。
怖いというより現実ではなくて信じられない
感じでした。



雨が上がった後
川になった道路を自衛隊のボートが声をかけながら進んできて、
両親が大丈夫ですと答えたらおにぎりを渡してくれて
去っていきました。。


思えば自衛隊というものを見たのも認識したのも
あれが初めて。
助けてくれるんだなと。
あれから長い間私にとっての自衛隊は災害救助の
ためにのみあると思っていました。。



亡くなられた方もおられたと記憶しています。
当時はまだ避難するとかいう認識も少なかったのでは。。
母は長い間よくこの台風の時の話をしていました。




後片付けでまた大変。
泥水(当時はかなり汚い川からの汚泥)かぶっても
あきらめきれず色んなものを炎天下の
庭にならべたけれども、結局一度泥水を
かぶってしまったら捨ててしまうしかなくて。



道路に皆が家財道具を出すので道が通れず、
これもまた自衛隊のキャタピラ付きの戦車のような車が来て
バリバリ音を立てながら、、あれは片付けていたのかな。。
道を作っていたのかもしれない。。



私はまだ子供だったので手伝うだけでしたが、
あの時周りの大人は本当に大変そうでした。


この歳になってもその時の色んな光景はものすごく覚えているので
やはり大変な災害だったのでしょう。


被災された方、
お気を落とさずに。。といっても無理でしょう。
頑張ってくださいといってもここで言っても絵空事のようで。


早く落ち着けますように。


今後災害が少なくなることを祈るだけです。