穏やかに、でも楽しんで暮らしたい

1人暮らしシニアの日々

ドラマで古い友人の事を思い出した

腰痛のおかげでここのところ家でじっとしている時間が多く、
ネツトフリックスで面白そうなドラマを探しました。

「クィーンズギャンビット」
7話完結なのでちょうどいいかなと言う事で一気見。
次々と話が展開していくので一気見にはバッチリでした。


孤児になった主人公のベスが施設で暮らすうちに
チェスを覚え、天才的才能を発揮し、人生を歩んでいくお話。
精神的につらい様々な出来事、過去の自分を乗り越えて行きます。
1950~1960年代と言う時代背景や、施設を出てからの当時のアメリカの暮らしなどが
垣間見れるのも楽しかった。出てくる洋服も可愛いです。
チェスのルールがもっと良くわかっていたら面白いのかな?



チェスって今の私の世界には全く出てこないゲームです。


でも、待てよ? 私チェスしたことがある!
クイーン、とかビショップとかボーンと言う言葉に
聞いた事ある!と遠い昔を思い出しました。



18才で家をでて短大に進学した私。下宿で一人暮らしを始めました。
同じ下宿に住んでいた1人の専門学校生と仲良くなり、
どちらかの部屋でご飯を食べたり、テレビがあった彼女の部屋で夜中に
アメリカドラマを見たり。(当時テレビがある学生の部屋はあまりありませんでした)
色んな事教えてもらった気がします。


その彼女がある時、チェス出来る?と聞いてきて、もちろん知らない私に
教えてくれました。この駒はこう動けるけどこの駒はこうしか動けないとか。


たまには一戦交えたはずなのですが、、
多分私が勝ったことはなかったはず。


卒業してから一度も会ったことがありません。
年賀状だけ、それもあまり文章がない年賀状のお付き合いが40数年続いています。
その間にお互い住所も何度か変わり苗字も変わりましたが続いています。



そろそろ年賀状じまいをしようかなと考えているのですが、
縁がきれないうちに一度会わない?て聞いてみようか。
そろそろそういう時期かも。
でも会うのも少し怖い気がします。
思っているのとは違う彼女になっていたら、、、
何しろ40年以上言葉も交わしてない。
住所だけしか知らないなんて今どきないですよね(^_^;)



当時一風変わった女の子だった彼女。
下宿では周りからちょっと浮いた感じだったけど、私とは何故か話が合いました。
今どんな暮らしをしてるんだろう。
たった2年間同じ下宿にいただけだったけどなにやら夜遅くまで色んな話をしたなと
あの頃を思い出して少し感傷的になりました。


ほんと!若かった!