先日何気なくテレビをつけたところ何やら面白そうなものを
放送していました。

「魔改造の夜」

タイトルはなんだかおどろおどろしいですが、
単純に技術者が知恵と技術を出して役に立つのか立たないのか
わからないような物を作って競い合うというものでした。

見たのは「洗濯物干し25mロープ走」というわけのわからないもので
ロープに引っ掛けた洗濯物干しを25メートル走らせて速さを競うというもの。
会社名などは伏字になっていましたが、そうそうたる一流メーカーの方々が
ああでもないこうでもないとチームの全員が知恵を出し合って、
限られた予算のなかでものを作る。
その過程がとても興味深い。

そして結果、思い通りに走ったり走らなかったり。
何なんだと思いながらも
ついつい身を乗り出してみてしまいました。

走り抜けた洗濯物干しを見て涙ぐむ。

うーんロマンがある。
こういう事から技術力って上がっていくんでしょうね。

こういうものづくり系には憧れます。
自分にはそういう才能がないですし、数字だらけの計算式なんて
見てるだけで頭がいたくなります。
でも楽しそう。

ロボコンとかも見るのは好きなのですが、難しい感じがしてしまいます。
その点、この魔改造の夜はテーマがばかばかしくてとっても楽しい（笑）
私向きです

世の中にある工業製品など、どうやって作るのか不思議なものが
沢山ありますが、はじめはきっとこうやって1人1人が知恵を出し合って
作って行ったものなんでしょうね。

と言う事で先日直したばかりの洗濯物干しをしみじみと
眺めてしまった私でした。