穏やかに、でも楽しんで暮らしたい

1人暮らしシニアの日々

私は何をしたいのかなぁ

いつも参考にさせていただいているブログ内の本の紹介。
私はこのブログ、ある意味私の本探しの場所です。。
これを読みました、、だけの時もあるし詳しく内容を解説してくれる方もいる。
本当に有難いと思っています。



中でもミステリ―だとすぐに飛びつくのですが、珍しく今回はこちら
少し真面目なお話のようです。

「もしも一年後、この世にいないとしたら。」



実は紹介の内容をあまり読まずにすぐに図書館の予約本リストに
入れました。
興味はありますよね。今から後の人生の方が今までの人生よりは短いはずですから。
しばらく待ってやってきたこの本。
私の思惑とは少し違っていて、がん患者さんの為のお話がメイン。
もっと一般的なお話かと思っていました。
もちろんそれは貴重なお話。
私の母は肺がんで亡くなりましたし。母は何を考えていたんだろう。。
そういう話もせずに母は早くに逝ってしまいました。




最後の方でやっとこれこれ、というお話が出てきました。


しなければならない事。こうあるべきだと思う事
must
したい事。こうしたいって思う事。
want
のお話。


よくよく考えて見れば、こうあるべきだと思い込んでいる事って
沢山あります。考え始めたらきりがない。
良くも悪くも一般的に言われる常識的な考えって全部これだと思う。


最近の話で言えば多分私は息子に料理や裁縫をしてもらうよりも
勉強ができるほうを望んでいたような気がする。それは、、多分男の子だから。
決して教育ママではありませんでしたが。


男の子はこうあるべきって思い込みがあったんでしょうね。
それを鮮やかに裏切ってくれてる息子(笑)


私はと言えば母親はこうあるべきとか、こうしなくてはと言う事、
よく考えてました。
一番とらわれていたのは毎日のご飯を作ること。ご飯は私がきちんと作らねば!
(これを否定するわけではありません。
それはそれで私にとってもやり遂げた感のある良い事でしたから)


一見そうでないようでいてわりと保守的な私。


今は色々と方向転換してますけど(^_^;)



ものすごく単純に言ってしまうと
後1年しか生きられないんだったら
「こうするべきだと思うこと」より「こうしたいと思うこと」をしましょうよ
というお話。
(スミマセン本当に勝手な解釈です)



昔から自分が何をしたいのかはあまり考えたことがありませんでした。
将来何になりたいの?と言う質問にきちんと答えがあった事は多分ありません。
ふんわりと大人になって過ごしてきた感じです。


でもある程度トシをとって考えた事は、
したい事をするというより、したくない事はしない。
今もそんな感じ。したくないと思うことはしない。
(仕事でこれをしたくない、、とかいうのは少し別ですが、、)



この本にあるように人生は一回きりの旅。
自分が思うように生きたいと思う。。


なんてね、、単純に我儘なだけかもです。


ホントに私は一体何をしたいのかなぁ。。
したくない事をしていないということは、したい事をしてるということかな?