林真理子さん、昔から知ってはいますが、
あまり読んだ事がなく今まで過ごしてきました。
食わず嫌いならぬ読まず嫌いだったような気がします。

ここ何年かは雑誌のエッセイの連載などを読むようになり
(美容院で読む雑誌の中で一番に読む（笑）)
この人は賢い人だなあっていう感想を持っていました。

何か読もうかなと思いながらも手に取るものがなかったのですが
ふと目に入った「成熟スイッチ」を購入しました。
ちょっと何か読みたい気分だったのです。

日大の理事長を引き受けてから
エッセイの連載などはやめてしまったようです。

今の年齢になったからこそ書けるという内容で
納得することも多く一気に読んでしまいました。

人生って色んな時期があってやっばり若い時は若い時の
それなりの生き方があり、
それを過ぎてきた今の年齢にはそれなりの成熟があるんだなと
自分を振り返りながら読むことができました。

いちいちうなづく事が多くてこんなにうなづきながら読む本も
珍しいって思いました。「私もそうだった！」とか。

人間って変化していくんですよね。。。

最後の方に書いてあった
人生には面白いことがあちこちに散らばっていて、、
というくだりで「うんうん」と強くうなづく私。

良い事も悪い事も
若い時に想像もしなかったことが実際今自分の身に起きて生活していますから
うなづくしかない（笑）

人生、面白がって生きたいものです。

エッセイだけでなく小説にも手をだしてみようかな。
林真理子さん。