穏やかに、でも楽しんで暮らしたい

1人暮らしシニアの日々

「新しい幸せの始め方」を読んで思う。

随分久しぶりの予定のない日。
お天気は凄く良くてまだまた暑い。


朝からお盆中に泊まっていった娘達の布団カバーなど
山のような洗濯物をすませ、ベランダは目いっぱいの干し物。
きっとすぐに乾くでしょう。
出かける予定があるとこれだけのものは干せない。
最近はゲリラ豪雨がありますからね(>_<)


洗濯物関係は今日と明日で全部片付く予定
夏はこれが好き。お正月のお泊りの後はなかなか乾かない洗濯物との
戦いになるので。




昨日の朝届いた図書館からの予約本到着の連絡を受けて
昨夕こちらを借りてきました。

これもムラゴンブログ内で知って、予約をしていたもの。



「中道あん」という方も正直知らなくて、予約をしたのも結構前なので
連絡が来ても、ん? 何だったかなと言うくらいでしたが、
昨夕から読み始めてもう少しで読了です。


中道あんさん、1963年生まれとありますから私より4才若い。
でも基本的に育ってきた世の中は同じような時代で、
同じ感覚のようです。


3人の子供がいて、自分の生き方に?を感じて、
ブログを始めて、夫とは別居中。
そして今は自分で起業して充実した生活をしている方。


読み進めると、いちいち私と同じような感覚。もちろん
違いは沢山ありますが、かつて私がしていたこと、感じていた感覚、
沢山ありすぎて驚きです。


この時代の女性は少なからず同じような社会観の中で生活してきたのでしょうね。
私はそんなに良妻賢母(この言葉もいまや死語?)というわけではありませんでしたが、
それでもやはり何事でも夫を優先、子供を優先、
自分は一番最後という感覚ではありました。


自分がどんなに楽しい時間を過ごしていても夕飯を作る時間には
絶対帰宅してましたし、子供たちの夕飯は自分が体調不良でも
何かを作る。そういう事、当然と思っていました。
夫はしっかり外で働いているのだから。


それはそれで今思えば満足感のようなものがあり、後悔はありません。
私、頑張ったわって言えます。
子供たちはしっかりと大人になりました^_^


でも後悔すると言えばもう少し夫に頼る事をすればよかったのかなと言う事ぐらい。
誰にもSOSは出さなかったし、何事も全部自分でやってしまう所があって。
お互いに妙なプライドが高いというか「言わなくてもわかるだろう気質」が
あったのだと思います。



なんとか経済力があったおかげで今は自分のしたい事をして、
したい生活を送っていますが、時々もし経済力がなくて
あのままだったらどうなっていたかなと思います。
ブツブツいいながらなんとか暮らしていた?
いやきっとどこかで爆発していたことでしょう。



優柔不断で何事にもなかなか決断できない私ですが、
人生で一番大きな決断は結婚ではなくて別居だったかも。
でもあの時の決断は我ながら、すごかったなと思えます(笑)
決めてからは準備は着々。しっかり考えました。
おかげで今は問題なく自分優先の生活を送っています。



昔、別居の話を出した時には友人たちは反対派が多かったのですが、
数年前くらいは「別居してるの」と言うと羨ましいと言われることが多くなり、
最近は「寂しくない?」という言い方が増えてきました。
なんだか不思議です。
その年齢により考え方が変わるんですね。
時代もどんどん変わって行っていますし。



最近は一人暮らしが快適すぎてもう誰かと一緒に住むのはしんどいのでは
ないかと思うくらいなんですけど、、たまーに思うのは
旅友が欲しいくらいかな。これは虫のいい話ですね。



せっかく好きで結婚した相手と生涯の良きパートナーとなれなかった事は
残念な事なんですが、人生は1度しかないです。
世の中には色んな考え方があるので一面からの見方をする必要はないですが、
今の暮らしは自分で決断したことなのでこれからも
自分をメインに楽しんで暮らしたいなと改めて思った読書でした。
(いやまだ完全に最後まで読んでないんです(笑))